角島のパン屋さん「たまや」で前々から話には聞いていて、行きたくて、でもなかなか一人では行けなかった、噂の「ロバの本屋」さんに行って来ました☺️
油谷から大坊ダムを越えるくねくね道を通り、俵山温泉♨️に向かう県道のそばにポツンとあるかわいい本屋さんです。それと意識しなければ、きっと見過ごしてしまう、そんな本屋さん。
たまやのたまちゃんは、ロバさんは本のチョイスがいいよね〜と言ってますが、確かに‼️
いろいろ手にとり、読みながら、とても気になった一冊を買いました。
「なくなりそうな 世界のことば」
という本です。地球に暮らすさまざまな民族の中でも、少数民族のことばはその生活から紡ぎ出され、民族の文化をわかりやすく表すものです。ほとんど使う人間がいなくなったそれらのことばにも命があるなぁと感じさせられます。
日本では、ひとつだけ載せられています。アイヌ語の「イヨマンテ」です。話者数は5人。イヨマンテとは、熊祭り。捕らえた子熊(の姿をした神様)を、一定期間、大事に村で育て、お祈りをしつつその肉を村人全員で、心からの感謝とともに食べて、その魂を神の国へと送り返す祭だそうです。
実はまさこは、大学時代から民俗学にとても興味がありました。南方熊楠の本は、日本のいろんな地方の風俗・風習の宝庫ともいえるもので、大事にしていました。それに、現在ではそれこそ絶滅寸前😥の文学部国文科でしたから、ことばにも興味はあり、ロバの本屋さんで出会ったこの本は、まさこに「買うしかないやん!」と言ってるみたいでした💕
この本の最初に載せられたことばは、ペルー南部の山岳地帯で話されるアヤクチョ・ケチュア語で、話者数は90万人。
「ルルン」です。
なんとも、明るい響きのことばではありませんか?さて、その意味は?
うふふ☺️考えてみてくださいね。ブログを読んでくださるみなさんが、このことばから何をイメージするのだろうか???
まさこはとても興味があります‼️