富士山に乾杯‼️


 富士山🗻の見える宿でゆっくりしてみたいねぇ〜。はやとさんとそんな話をしたのは、去年のことでした。
 箱根の強羅温泉の宿を予約して、出かける直前、台風19号による豪雨被害で登山鉄道が寸断され、泣く泣くキャンセルすることになりました。鉄道がなんとか再開されるかという頃には、新型コロナウィルス感染拡大。日本国中どこにも移動できなくなってしまって、当分無理だなぁーと、もうあきらめていたのですが。
 東京暮らしで帰省も難しいはやとさんから、誕生日祝いにどこか旅でもしませんか?と連絡があったのは、9月のこと。それから1か月。河口湖畔の富士山🗻を眺める宿が予約でき、やっとのことで実現しました。
 長野に住む兄夫婦と河口湖で合流。一緒にドライブすることになり、ますます旅は楽しみに☺️
 ところで、兄、姉と言ってはいますが、まさこよりずっと年下なんです。一般的に弟の嫁!という聞こえは、一番年下のイメージ😅ですが、六つも年下のはやとさん。その兄夫婦もまさこより年下です。
 ま、精神年齢は多分まさこが一番下ですけど😉
 最新のプリウスで登場した兄夫婦。姉のマミさんは富士山がちゃんと姿を見せてくれるかどうかが気になっているようでした。長野県原村に住んでいるマミさんは、山を見せたくて仕方ないのです。それは、まさこが、てぃだでお迎えするお客さまに美しい海の色を見せたい!!と願うのと同じくらい。そびえる山の姿に感動してもらいたい!!そう願っているのがすごく伝わってきます。
 出会うなり「富士山、見えるといいんだけど、どうかなぁ〜😥」と心配そう。なにしろ1日目は曇天。小雨模様で重たい雲に覆われていましたから😅
 「でも、まさこさんは、持ってる女だからね〜!」と励ましてくれて・・・😊
 明けて2日目。早朝、窓の外にどーん!と富士山🗻が姿を現してくれていました❣️どの部屋からも富士山を望めるのが売りの宿。早速富士見風呂☺️
 しかし、空の雲は刻々とかたちを変えていきます。あっという間に姿を隠してしまうのです。でも、そうだからこそ、見たさも増すもの。赤や黄色の紅葉が美しい河口湖畔を散策の後は、富士山を追いながらのドライブ。
 まずは、前々からから興味のあった忍野八海を目指します。富士山の伏流水を水源とする湧水の池がいくつも集まっている忍野村。深いブルーに透き通る池。泳ぐ魚や水底まではっきり見えて、まさに山口で言えば別府弁天池があちこちにある!!って感じでした。
 そばにいたおばさまにシャッターを押してもらい、富士を背景に4人の記念撮影もできました。
 次に向かったのが、新倉富士浅間神社。五重塔と富士山が有名な富士撮影スポットなのだとか。長ーーい階段を息を切らして登った先にある展望所では、富士山の姿を隠している雲が流れて行くのを今か今かと待つこと10分!「出たよ!!出た、出た!」のまさこ&マミさんの声にそこにいた人みんなが一斉にシャッターを押して、奇妙な連帯感😅
 そのあと本栖湖を目指して走りましたが、雲の様子を見て、本栖湖側からは見えないと途中で判断。青木ヶ原の樹海辺りで引き返し、河口湖へ。
 ただただ、富士を見るためだけに走り続けた1日でした。旅の最後は湖畔のベンチで、兄が入れてくれたコーヒー☕️を美味しくいただき、旅はコンプリート❣️
 河口湖駅でふたりとお別れしました。

 実は、ホテルを利用したわれらに、GOTOキャンペーンは、1,000円クーポン券を9枚も与えてくれていました。その券でランチを食べ、お土産まで買って、ほとんどお金を使うことはありませんでした。だけど、それを素直に喜ぶ気になれないのも確かです。これがみんなが望んでいるコロナ対策なのかなぁ😥

 まさこは旅立つ前、またかかりつけ医に相談していました。PCR検査はどうなっているのかと。かかりつけ医の言葉は驚きでした。「発熱がなければ必要ありませんよ。しばらく様子を見て体調が悪くなったら連絡ください。熱が出なければ検査はできませんから!」って。
 検査体制は、全く進んでいないということでした😰
 これで本当にいいのか⁇日本!!
 本当にお金を使うべきはGOTOなんかじゃないだろ〜