山部会が、そろそろ見頃が終わるというヤマシャクヤクに会いに十種ヶ峰に出かけていた頃、海部会は、一昨年来の念願だったカヤックを、やっと湖に浮かべて楽しんでいました❣️
「浸水式してしまいましたーー!!」のコメントとともに届いた画像には、笑顔でパドルを握るたまちゃんとルドルフさんの姿が。「うわぁー!カヤック部が活動始めたんだーー!!」「ここはどこ?」と思わず見入ってしまいました。
それより「浸水式」???進水式じゃなくて?😅
「二挺のうちの1つは空気入れる途中パンって、パンクしてしまい、水上でなくてよかったと胸を撫で下ろしました。まさに浸水式になるとこやったです!」ということだったようです。それにしても、本当に何事もなくてよかった。そうでなきゃ、あの笑顔はないわな〜😅
たまやがカヤックを2艇購入したのは2019年の9月のこと。「いつ進水式するの?」と興奮して、今か今かとその日を待っていたまさこ。なんだかんだで予定が合わず、カヤックの出番がないまま冬を迎え、来年の春にはどこかで試運転してみようよ!と話していた矢先、「新型コロナウィルス」が世界中にあっという間に広がって😰・・・以来、出番なくたまやの片隅に眠っていたのでした。
やっと出番がやってきたというのにパンクなんて!!待ちくたびれて、劣化したのかしら😥
なにはともあれ、浸水式にならず、楽しむことができてよかった❣️これからの季節は、やっぱり水のそばが涼しくていいね😊
おめでとう🍾
カヤック部に拍手👏だ!
ところで、この湖はどこなんだろう〜?と、画像をながめる山部会の仲間たち。どうやら美祢のあたりのようでした。角島近辺でなく、はるばる美祢???😳
おそらくルドルフさんの提案なのでしょう。
あちこち水の景色を求めて出かけていると聞いていました。水の景色に惹かれてダムを巡り、川を遡り、きっとこの湖にたどりついて「ここカヤックにいいんじゃない⁉️」と海部会カヤック部の始動を目論んでいたんだなーー🤨と勝手な想像のまさこ。
「しょっちゅう通っていた道なのに、知らなかったーー!さすが水女子👏」とWhiteさん。人影もなく静かな湖畔。のんびり、のびのび楽しんだことでしょう!
次は、みんなで!!
さて、ヤマシャクを求めて十種ヶ峰にいた山部会の面々。こちらもしっかり楽しんでいました😊
ずいぶん前から山友たちが口々に語る「十種ヶ峰のヤマシャクヤクの群生」の素晴らしさは耳にしていました。まさこも、いつかはこの目で見てみたい!と念じていました。
これまでも尾瀬のミズバショウや平治岳のミヤマキリシマ、井原山のキツネノカミソリ、カタクリの群生など、自分の足で登り切った先に見ることのできる、自然が創り出す奇跡の光景に出会ってきました。(カタクリは群生地弟見山にはたどり着けてないけど💧)
そのときの感動たるや!!
映像技術が進化して、自分で足を運ばなくても大自然の絶景に出会える時代になっては来ました。だけどやっぱり、汗をかき、息を切らしてたどり着き、出会えた喜びや感動はまた別なもの。その感動が忘れられず、噂のヤマシャクにも出会いたい!!という思いが抑えられないでいました。
山部会の部長Whiteさんから「ヤマシャクを見に十種ヶ峰に行きます!」という提案があったのはずいぶん前のこと。躍り上がって喜んだまさこでしたが、予定が合わせられそうになく、もやもや、もやもや。結局、行かないという選択はできないまさこ。なんとかかんとか都合をつけました。
やっぱり来てよかった❣️
白くかわいらしい花が山はだ一面に咲く様に思わず歓声があがります。一つひとつの花に近づいてみると、透けそうなはかなく薄い花びらが、まーるくそーっと手のひらで囲むようにして咲いていました。近づいて、また山全体を見下ろして、目に焼き付けるようにヤマシャクヤクの群生を眺めてきました。
初めての山⛰十種ヶ峰の山頂も、広々として360度の眺望でした。
その昔、幼いまさこが山を駆け回って遊んでいた頃、春の山から眺めていた中国山地の山なみを思い出させるみどりの山々。懐かしさに涙が出そうな絶景でした。
行くべきか我慢すべきか悩んだことも吹っ飛ぶ感動がそこに待っていました。提案し、下見もし、連れてきてくれたWhiteさんには感謝しかありません。
出会いは奇跡。とくに命短い生きものたちとの出会いは、そう簡単なものではありません。その時期を逃したら、また来年。そして、その来年がその生きものにあるかどうか、またまさこにもあるのか?明日はどうなるかわからないのが人生。今できるなら、挑戦しておきたいという思いはいつも持っています。
そして、いつもその焦りのような強い思いが、自分の道を決めてきたなぁと思うのです。
ああ、来てよかった!!と、何度心で思い、何度口に出したことでしょう。
ありがとう❣️山部会⛰
今年最後になりそうなヤマシャクヤクの群生に出会えた幸せ。その余韻を胸に代掻きの済んだ田んぼの畦を歩く帰り道。
まるでウユニ塩湖!!