ひとつの時代が終わった!ということ


 昨日は、毎年の恒例行事「平和行進」でした。
 8月6日と9日。日本に原子爆弾が投下されたその日、広島・長崎で式典が催されます。その日に向かって「二度と原爆の惨禍が起こりませんように!」の願いを込めて平和行進が行われます。
 今年は、広島から長崎に向かう行進の年。昨日下関で行った行進は、海を渡って北九州に引き継がれました。
 現役の頃、余裕がなくて参加できませんでしたが、行進が行われていることは知っていました。退職後は、できるだけ平和の祈りとともに、市民と歩くようにしています。
 だけど、こういう市民の運動も高齢化。今年は平日だということもあって、参加者もまばらでした😥昨年は、コロナで行進は中止で、式典だけでしたからねー。まあ、仕方ないと言えば、仕方ない!
 市役所で出発式があり、市長の挨拶(代読)もいただいて、出発。そのとき、まさこに走り寄る人影!
 「ちょっと!あなた、最前列で横断幕持って!!」と耳打ちの事務局長。
 「はあ〜???」「私はいち参加者やん!」と返すも、すでに彼女は先導車に乗り込んでいます😰
 横断幕を持ち、最前列で歩き始めると、あちこちでカメラが向けられて、どれを見ればいいのか?目をウロウロ泳がせていたところを山口新聞さん、バッチリ撮ってました。翌日の新聞にデーン!!と載った、載った😅
 市役所から、ぐるり市内を回るけど、今年はコロナ禍ということもあり、6キロ弱で市役所に戻る短縮コースでした。
 このコースの途中、豊前田の通りの一部を通過しました。
 あの下関で一番美味しい焼肉屋「一龍」の前で、写真を一枚撮りました😔泣きそうになりながら。
 店は、きれいに閉じられていました。
 画像は、すぐにファミリーに送っておきました。
 華やかな時代を超えて、静かに幕を閉じ、ひっそりと息をひそめている一龍の姿を目の当たりにして、
 ああ、ひとつの時代が終わったんだなぁという思いとともに、ぐっとこみ上げてくるものがありました。
 ありがとう!
 お疲れさまでした。お母さん。
 画像を見たトモからは、「寂しいね。でも、ママは意外と清々しい気持ちでいるみたいよ」「やり切った!って言ってたって!」との返信。
 そういう幕の閉じ方もある。やっぱり一龍のママは、ステキだな☺️と、こちらまで、清々しい気持ちになれました。

 あとの画像は、突然、最前列で横断幕を持たされて、それでも堂々とするまさこの凛々しい立ち姿!
 行進のあと、北九州で行われる引き継ぎ式にも、初めてだけど、渡船で門司港に渡り、ちゃっかり参加。
 お疲れさまの門司港地ビール(Weizen)を一杯🍻いただきました。
 汗をかいて歩き通したあとのビールの美味しいことったら、ありません!!