重たい雲が角島大橋にのしかかって、てぃだ(太陽)はどこに行ったのかしら?と思ってしまう日々が続いています。
「今のてぃだからの景色です」と、泊まりのお客さまから送られてきた画像です。
ずっと連続していたてぃだのお客さまも、あと2組をお迎えしたら小休止。
慌ただしくも楽しい毎日でした。
今年の夏は、本当にたくさんの方をお迎えしました。常連の方がほとんどで、みなさんてぃだに慣れてて、片付けも完璧です。なかには、仕上げに床にも掃除機をかけて帰ってくださる方もいて、まさに「立つ鳥あとを濁さず」「来たときよりも美しく」です!!
この季節は、お客さまのほとんどが夏休みの教員なので、片付けに慣れているというのもありますね。現状復帰はお手のもの。
まさこ自身も、点検とシーツ等の片付けにやって来ると、自分が現役の教員だった頃を思い出します。とくに、修学旅行を!!
教員になりたての頃、はじめての修学旅行前日は、まるで自分の旅行のようにワクワクして眠れなかったものですが、何度も経験を重ねるうちに「修学旅行とは、不眠不休の激務の三日間なのだ」と身に沁みてくるもので、今となっては、あの頃の無知な自分が懐かしくもあり、恥ずかしくもあり😅
修学旅行は、とにかく宿に入ってからが大変。風呂から夕食までの時間はまるで「戦争」。生徒を追い立てて風呂に入らせ、時間をはかって上がらせたら、次のグループを入らせる。一回ごと、脱衣籠の中に忘れ物がないか点検。全員の入浴が済んだら、浴場と脱衣所の片付けの点検。洗面台の髪の毛の処理、足拭きマットや濡れた床の掃除をして、あとのお客さまに不快な思いをさせない配慮も。
夜は夜で、興奮の生徒たちは寝るはずもなく、いつまでもうるさい部屋にはズカズカ入っていって「早く寝ないと明日楽しめないよー!」と余計なお世話の指導をしながら、やつらが寝静まるのを廊下で監視。寝るどころか窓から部屋を抜け出したり、煙草を吸ったりと、悪さする輩もいたりすれば、またまた指導!!自分たちが寝る時間なんてほとんどなし。
翌日、いざ出発!となれば、生徒たちの部屋をぐるぐる回って眼力鋭く点検に次ぐ点検!!
全て生徒中心に過ぎていく時間。自分のことは、わずかな隙間にやっつけておかないと大変なことに💦
おかげで、個人の旅行でも自分の荷物はバッグから出して広げることはしなくなりました。常にバッグの中から、必要なものを取り出して、用が済めばすぐにバッグに収める。いつでもバッグを持って出られるように。これは、修学旅行引率で染み付いてしまった技?かしら。
ああ、本当におつかれさまでした!!と、しみじみあの頃の自分を慰めます。
この日も、てぃだに後片付けにやってきて、窓の閉め忘れ、電気の消し忘れ、風呂場、脱衣所、洗面台の点検、忘れ物も、あの頃鍛えた眼力で隈なくチェーック!!
異状なし!!
お客さまは現役の教員。あなたも鍛えられてるんだねー。
完璧な現状復帰のてぃだに、清々しい気持ちに・・・💕
そうこうしていたら、なんと!!晴れて太陽が出てきました😳
空には夏雲も現れて。束の間の夏休み感❣️
さあ、次は一年半ぶりのBARの会です☺️