登り初めは 四王司山


 今年の登り初めは、四王司山。
 いやはや、なんとも😮‍💨まさかの・・・
道迷いからのスタートとなりました!

 午前中、てらミンも一緒に山口市で会議があったので、帰り道にどこか登ろう!と話してありました。
 久住の凍る御池の景色を見てみたい。そして、できるならその上に立ってみたい!という願いを今年こそかなえるために、身体(とくに足腰)を鍛えておきたいと思っています。Whiteさんややっちゃん、てらミンに迷惑をかけないようにね。
 年明け、てらミンに「早朝の軽登山」を提案したところ「いいよー」と快諾。
 多忙ながら、そこに埋没するだけでなく、隙間時間にちょっとずつでも低山を登ろうと決めました。それに身体を鍛えてないと多忙な日々も持ち堪えられないしね。
 早速スケジュール帳を前に、ふたりの都合のいい時間をすり合わせ、よーし、まずは山口からの帰り道に1回目を!ってことにしたのでした。
 山選びは、午後からの登山で、しかも山口市からの帰り道の途中なので、あまり無理をしないで慣れた山にしよう!と、四王司山を長府側から登ることにしました。
 会議が終わると、いつも急ぎのときに立ち寄るうどん屋さんへ直行。お昼をとり、長府まで戻りました。
 石鎚神社⛩の駐車場に車を停めたら、以前Y隊長に案内してもらった参道脇から入る登山道を選びました。
 まさこはこの登山道は2回歩いています。てらミンも一度は登ったことのある道。
 3度目ってことで、今回の先導はまさこ。自信満々歩き始めました。
 「四王司は、少々道に迷ってもどこかの登山道に出るから心配ないよ!ってY隊長が言ってたし、何とかなるやろー」と話しながら歩いていると、なんということ!!本当に道がわからなくなりました💦
 YAMAPを起動していたはず!地図を見よう!と携帯を探すのですが、リュックにもズボンのポッケにもどこにもありません😱
 どうやら車の中でYAMAPを起動して、靴を履くときに置いて、そのままだったようです。さらには、てらミンも「あら、私も携帯忘れてるわー」
 こりゃーいけん!!引き返そう!!
 今日のリーダーは潔い😆
 「変やねー」「他には道はないよねー」「なんで道がなくなったんやろー」と、ぶつぶつ言いながら駐車場へ戻るとーーー
ありました!!車の中にポツンと置き去りにされた携帯が。
 もうあまり時間もないし、こうなったら、確実な登山道にしよう!ってことで、登山口の案内板がある方へ向かいました。こっちは安心。
 あとでYAMAPの活動日記を読んだ山友マツさんから「賀春!!登り初めを四王司山とはうれしいネ。しかも正面登拝道とは。私はようやく明日始動。本年も宜しくお願いします」のコメントが届きました。
 ほおー、あの道が正面だったのかー!たまたま登った道だったけど、いい選択をしたんだなぁとちょっとうれしくなりました。
 四王司は、マツさんの庭みたいな山だし、長府にはこの山がお気に入りの人たちがたくさんおられるようです。
 この日もちょうど五合目のあたりで、人の声が聞こえてきました。登山道の脇に座り込んで、楽しそうにおしゃべりしている3人組のご婦人と遭遇。
 我々もここで小休止することに。
 「あなたたち、どこから来たの?」「これから山頂まで登るんかね?」「元気じゃねー」「私らーは、ここまでよー」と気さくに語りかけてこられます。
 どうやら、ご近所さんがちょいと暇つぶしに途中まで登ったって感じです。
 「長いことしゃべっとったもんじゃねー!」「さあ、帰ろうやー」と腰をあげて、「私の杖は?」とキョロキョロ。
 帰り支度しながらも、休憩していた我々には「私らー帰るけど、あなたらー山頂まで登るんじゃろ?早よー登らんと!」と声をかけ、急かします。
 そうそう、登山は日暮れまでには終えないとね!
 ご婦人たちと別れ、連続する階段をひたすら登りました。いい汗をかいて、一気に山頂へ。
 四王司神社⛩近くには、初寅詣りの案内があちこちに残されていました。
 初日の出を四王司山から拝んだというてらミン情報では、今年は元日が初寅だったそうで、人出も多かったとか。マツさんも登ったのかしら?
 神社でお詣りを済ませ、山頂から少し下ったところにある展望所に向かうと、今度は若い家族連れの姿が。
 地元の人たちに愛され、親しまれている四王司山。
 やっぱり何度登ってもいい山だなぁ☺️
 
 道迷いに、携帯不携帯というトラブルもなんとかくぐり抜け、無事に初登山も終えました。
 今年もたくさんの山を楽しめますように❣️

 急いで下山した、暮れかけの道。