コロナは収束する気配がありません。
でも、東京も大阪も蔓延防止期間は終わり、人出は以前ほどではないにしても、ほぼ元に戻っているようです。
はやとさんからは、久しぶりに外で一杯飲んで帰る道で出会った夜桜の写真が。
サツキからは、大都会心斎橋の道端で出会ったという、たんぽぽの写真が送られてきました。癒されるーー!というコメントとともに。
てぃだの庭では桜が咲いて、我が家の玄関先では、薔薇と珊瑚みずきがたくさんの葉をつけています。
春。生き物たちの生命の勢いを感じます。
珊瑚みずきは、年末にやっちゃんから届けられたお正月の花の中にありました。花やハランは片付けましたが、珊瑚みずきの赤い枝はしっかりとしていて、捨てるには惜しいたたずまいだったので、そのままにしていました。
5月〜6月が開花時期の珊瑚みずき。
花言葉は「耐久」
「苦悩があるから成熟する。苦悩したからこそ、新しく成長できる。喪失、艱難、苦悩は、人に豊かなものを与えてくれる」
「知識が増えれば、もっと深く不思議な謎が姿を現わし、ますますのめり込む。期待はずれの答えかもしれないなどと心配するな。楽しむ心と自信をもって、新しい石をひとつずつひっくり返していけば、そのたび想像もしなかったような奇妙なものが見つかりもっと素晴らしい疑問が出てくる。間違いなく壮大な冒険だ」と。
海外の花言葉なので、その訳し方に少しばかり違和感はありますが、伝わるものがあります。
この珊瑚みずきの赤い枝。そろそろ冬も終わるし、捨てようかしらと思ったその日に緑の新芽を見つけたときの驚き。
捨てようと思ったものの中にある命を突きつけられた衝撃と感動。
どうせもう枯れるんだから、という先入観を「私は生きてるよ」とバッサリ切り捨てる新芽の息吹。
想像もしなかった珊瑚みずきの生命力に打ちのめされます。
こうやって新しい石をひとつずつひっくり返す作業をしているのかな。私の人生も。
退職後、てぃだを始めてからこのかた、想像もしなかった世界へと足を踏み入れて来た自分。それも、もう何年かしたら終わりにしようかとすら思っていたのに、今もまた別な新芽が芽吹いていくのを感じる自分がいます。
人生は、壮大な冒険そのもの。
珊瑚みずきの新芽🌱に、ハッとする朝でした。
日当たりの良い我が家の庭のベニカナメ。今年も爆発しています😆