出会いは才能と実力


 ひと花会 2日目。六本木ミッドタウンの散策。サントリー美術館前に集合です。
 この日の夕方には飛行機に乗らねばならないまさこ。六本木駅コインロッカーに荷物を置いて、急ぎます。
 サントリー美術館の企画展示は「吹きガラス 妙なるかたち、技の妙」
 吹きガラスの歴史や技を分かりやすく解説・展示してあり、紀元前1世紀に始まるという、その歴史の古さに驚かされました。1世紀〜2世紀の頃の作品を見ると、日本は弥生時代???その頃に吹きガラスが作られていたなんて!!と文化の違いに驚かされました。さらには、技にも驚きが!!説明書きを読んでは、作品を眺めて・・・を繰り返し、ひとり「へぇー!」とか「ほぉーー!」と言いながら、しばし立ち止まり、見入りました。
 西洋の吹きガラスは、溶けたガラスを吹き棒で膨らませ、ポンテという道具のついた別の棒に移し替えて細工をするのに対し、東アジアや日本では、ポンテを使わないので、吹き棒の先で細工する単純な工程になるのだということ、それによる作品の味や細工の細やかさも違うということが理解できました。
 さらに「あら!!これは!」と目が釘付けになったのは「レースガラス」でした。40歳ぐらいになるガラス職人の教え子がいて、以前、東京の神楽坂のギャラリーで個展を開くというので、行ってみたことがありました。その彼が取り組んでいたのが、まさにレースガラスでした。彼の説明を聞いて、とても難しい技なのだとそのときも感じましたが、さらにさらに優れた技の作品群には、目がまんまるになってしまいました。ガラスの造形美と技にため息の出る、豊かな時間を過ごしました。
 今日のランチは、昨日の弁当とは違って東京都心らしい雰囲気を感じるお店で!と、かのこさん。彼女おすすめの、いくつかの店の中でも一番のおすすめ、京料理の「水蓮」というお店の予約が取れ、大喜び。予約時間までを、同じフロアの雑賀屋であれこれ物色して過ごしました。
 街歩きに帽子を忘れてきていたフジオさんは、その日の服装にぴったりの素敵な帽子を買って早速被っています。ウッチーは、かのこさんの見立てで、紺色のアンサンブルによく映えるネックレスを買って、これも身につけていました。
 まさこは、結局なにも買わず・・・😅
 さあ、水蓮でのランチです。
 ミッドタウンのビルがつくる日陰のデッキで、京料理をいただきます。ワンドリンクサービスがあるというので、ミニのビールを一杯だけ注文。昼からビール🍻で乾杯!
 屋外のデッキで、風も感じて心地よいランチタイム。おしゃべりも、もちろん弾みます。ここでの話題の中心は、ノムさんの「推し」の話🤭 タムラマサカズ追っかけの話に引き込まれていました。
 やれやれ😆みんな元気ねーー!!
 食後は、ミッドタウンの庭園を散策し、東屋で7人がずらり並んで、それぞれのおしゃべりに夢中。まさことかのこさんは、ウッチーを韓流ドラマの世界に誘い込むべく、語る、語る。人のいいウッチーは「へぇー」とか「ふーん」とか、興味あるのやら、ないのやら。あやしげな返事で聞いていました。
 ミッドタウンの最後は、これもかのこさんお気に入りのデッキカフェで、みんなでお茶して、休憩。ここでは、次回をいつ、どこにするかの話し合い。
 今回は、みんなが出会って50年の記念だねと。次回は、みんなが70歳になる年に、ベックさんの住む松山へ行こう!ということになり、道後温泉を目指そうと決めました。どの会でもそうですが、継続するのに大切なことは、次を決めてから別れること!!
 ひと花会、次回は2年後、松山です❣️

 おしゃべりはエンドレス。いつまでも終わりは見えません。だけど、飛行機の時間があるまさこ。ひとり先に、みんなと別れ、ひと花会を離脱しました。
 
 帰りの飛行機の中、ひと花会のグループLINEに入るメッセージ。
 「東京でのんびり気分。これまた貴重な経験でした。楽しい大人旅、また遊ぼうね。歳取るのって、楽しい!と思わせてくれた2日間でした」とノムさん。
 「出会って50年。まさに縁があってこそ!私の尊敬する先生の言葉『出会いは才能と実力』歳を重ねた今だからこそ、その言葉の意味が分かる気がします。私達は出会ったのです。あの時代、あの高知という土地で。2日では語り足りなかったのですが、楽しい時間を共有できて嬉しいです」とかのこさん。
 「本当。素敵な出会い。良い時間。若返った!!笑ってシワも増えた!いい顔になったかもーー」とフジオさん。

 また会おう!!
 それまで、それぞれの世界で元気に過ごそう。

 出会いは奇跡。そして、才能と実力。
 私たちの出会いを大切にしよう!

 
 おまけの写真は、最初の夜の高円寺yummyで。はやとさん、ケーコさんと。
 ものすごいスピーカーで、いい音色のJAZZを聴きながらの遅い夕食。
 これもまた、いい時間でした☺️