コロナも5類となり、インフルエンザと同じ扱いになりました。
五月晴れの土曜日、近くの児童養護施設ではさつき祭が開催されました。実に3年ぶりのさつき祭です。
ひと月前ぐらいに施設の後援会のBOSSから「センセー!元気ー?」「今年はさつき祭やるってよー!来れるー?」とぶっきらぼうなお誘いの電話が入りました。
「元気よー!今のところ予定がないから行くわー!」とこたえていました。
BOSSは、30年近く前、下関に引っ越してきて初めて勤務した学校のPTA副会長でした。ふたりの息子が入学して卒業するまでの数年間、PTA副会長として君臨し、頼りない会長も裏で支える影武者のような存在の人でした。
当時、まさこたちの教職員組合が取り組んでいた「35人以下学級を実現する全国教育署名」を頼んだときも、「ええよー!子どもたちのためになることなら、なんでもやるよー!」「とりあえず200枚、うちに届けてくれたら、私の手下たちにやらせる。ガハハー!」と、ひとりで1,000筆以上の署名を集める人脈豊富な、まさにBOSSでした。
以来、何かにつけて「センセー、来るー?」とぶっきらぼうなお誘いがあり、「行くよー」とこたえては親交を深めてきましたが、PTA副会長をおりてからは、年に一度、児童養護施設のさつき祭で一緒に焼きそばを焼くだけのおつきあいになっていました。
3年ぶりに懐かしい声がかかり、忘れずにいてくれたんだなーと、なんだかうれしくもあり。結局、今ではまさこもBOSSの手下のひとりになってることを実感🤭
手下の者たちのなかでも、まさこが一番が仲がよかったのは、購買のおばちゃんだったシゲちゃん。シゲちゃんはいつも「私、センセーのことが大好き!」と真っ直ぐな言葉をかけてくれるおばちゃんで、辛いことが起きても、その言葉に救われたということが何度もありました。
シゲちゃんの夫は捕鯨船に乗っていたので、ときどき鯨の肉と南極の氷をお裾分けしてもらっていました。転勤してからは、たまに家の前に鯨肉の入った発泡スチロールの箱が置かれていたりしたこともあり、はやとさんと「まるでごんぎつねやねー」と笑ったり😆
購買のおばちゃんのシゲちゃんには、まさこのふたりの娘たちもお世話になりました。娘たちからまさこの情報を聞き取り、たまに会っても、転勤後のまさこのことをあれこれ知っててびっくりしたものです。
五月晴れの園庭に、BOSSと手下たちが集合。もちろんシゲちゃんもいました。3年会わずにいると、年輪は確実に刻まれているものです。そばに近寄ってきたシゲちゃんが、「これ見て!」と見せるのは、補聴器を付けた耳。はぁ〜😮💨来年みんな集まれるかしら。
なにはともあれ、みんな集まったんだ!今年のさつき祭も楽しく頑張っていこー!
今年はさすがにまだ焼きそばは出せない!・・・ということで、まさことシゲちゃんは、ポップコーンの担当に。
なんでも初めてのことに興味津々なのがまさこ🤭初めてポップコーン製造機を使いました。機械にコーンを投入、砂糖とバターを加えてスイッチを入れます。しばらくすると、パチパチとコーンが弾ける音が。もうしばらくすると、もわもわ、もわもわ、もわもわーっとポップコーンがあふれ出てきて、わくわく。できたら、手早くスコップで袋詰め。やってくる子どもたちや地域のみなさんに手渡して。それを何度も何度も繰り返すのですが、施設の若いスタッフと「パチパチ言うとるよ」「うわー!出てきた、出てきたー」と年も忘れて大はしゃぎ。シゲちゃんもまさこも慣れると手際よくなり、疲れも忘れてポップコーンつくりまくりの、配りまくり。あっという間にコーンがなくなって、終了ーーー。
BOSSのひと声で手下たちが全員集合。ペットボトルのお茶とおやつが配られて、みんなで「お疲れさまでした。また来年会いましょう」と約束。解散となりました。
ああ、今日も楽しかったなー❣️
またポップコーンやりたいけど、BOSS、来年は焼きそばかしら?
休憩時のお抹茶席。自分のお茶菓子に出されたカエル🐸の砂糖菓子を「センセー、カエル好きやったよね」とまさこの前に置くシゲちゃん。
好きなわけではないけれど、生徒たちにはガマと呼ばれておりました😅
ありがたや😆シゲちゃん。