コロナ自粛 明ける!


 やっと自粛期間が終わったー!

 まさこ、2度目のコロナ感染😰
 抗原検査は陰性。だけど、もしものためにと受けたPCR検査で陽性反応。
 「数値が低いので台湾ではコロナ陽性としないレベルです」「でもここは日本だから13日まで自粛してください」
 とは、かかりつけ医の弁。
 
 どんなに低い数値でもコロナはコロナ。咳、喉の痛み、倦怠感に丸3日寝て過ごした。
 4日目、少し身体が軽くなった気がして、ベッドの枕元に積み上げられた読了済みの本に手が出た。
 「太陽の棘」原田マハだ。3日も何もせず寝ていたからか、何もすることが他にないからか、一気に読んだ。以前、読んだときとは、また違って新しい発見があったような、なんとも新鮮な気持ちで読み終えた。でも、この一冊を読むのですら、疲れた。確実に体力が落ちてる😥視力はもとより、集中力、読解力、感性まで萎んできたような・・・。
 5日目は、もっと頭がスッキリした気がして、ちょっと長編の「ワイルド ソウル」垣根涼介に手を出してみる。
 まさこには、自分の読んだ中で面白かった本を「先生、読んでみて」と送りつけてきて、「あの本、読んだ?」「どうだった?」と感想を聞きたがる教え子がいる。
 レターパックで何冊も送られてくる文庫本。中でも、この「ワイルド ソウル」はなかなかのものだった。
 もともと「君たちに明日はない」シリーズで垣根涼介は好きだったが、この上下巻は一気に読んでいた。もちろん感想も送っている。
 「さて、今日は1日これを読むか!」と、寝室のリクライニングチェアに座り込む。自粛明けまであと1日だ、どうせ外には出られないしと、本に向かう。ぐんぐん読み進むうち、やはり気づいたのは、初読はストーリーを追うが故、読み飛ばしたことがけっこうあるのだということ。
 時間を気にせず、丁寧に読むことで、気づかなかった言葉の意味を感じ取れる気がしてくる。心に残る言葉のページはドッグイヤーで印する。
 襲い来る恐怖、悔しさと憎しみ、悲しみと同時に込み上げる怒り
 さまざま込み上げてくるものを頭で整理しながら、今のこの国に当てはめてみる
 そう!昔からなんだ。この国の「棄民政策」は。
 省庁の役人もだが、もっと深く鋭く悪のもとを断罪していくべきだぞ!とけしかけたくなってしまう。

 「知らないということは罪なんだ」
 まさこのドッグイヤーのページより


 上下巻を一息に読み切って、気づけば夕暮れどき。首から肩周りに鈍い痛み。やわな身体になったものだ😮‍💨
 温湿布を貼る情けなさ。
 まだまだこれからだぞ!

 元気を出そう!

 マイルドソウルのまさこだけど
 ちっとはワイルドに!!