懐かしさと豊かさと


 まさこにとって、人生の大きな山を越えるのを、温かく見守り応援してくれてた、てぃだの仲間たち。
 おつかれさま!ってことで、集まりました。

 昼間、たまちゃんのコレクションを陳列・展示した「懐かしの人形展」をみんなで鑑賞。
 田舎で、しかもみーんな貧しかった幼き頃、人形をこんなに集めるなんて贅沢の極み。全く手にしたこともない人形が並んでいました。
 展示を見ながら、ふっと「そうよね。SDGsって、早く言えば、今の私たちの暮らしを昭和に学び直すってことなんじゃないのー?」
 そんなことを感じさせられました☺️

 懐かしい。けれど、もうそこへは戻れなくなってる。そんな「時代」が並んでいました。
 島根の田舎で幼少期を過ごした記憶。
 夜、テレビのない薄暗い茶の間で、明日の勉強のために、筆箱から鉛筆と小刀を取り出して、新聞紙を広げて削ったものです。
 削って 削って どこまで削れるか
 鉛筆の短さを友と競ったりしてたなーと。

 なんとものどかで、明るく楽しかったあの頃。時間は、今と同じほどしかなかったはずなのに、どうしてあんなにゆっくりと流れていたんだろうか。

 てぃだの会の仲間たちと、そんなことを思い浮かべながら過ごす、豊かな時間でした。


 多忙なオーナーのいない間に、冬前の草刈りを終えた「てぃだ」が、すっきりと空に浮かんでいました❣️